よくある猫の症状・お悩み

泌尿器症候群・慢性腎不全

猫は泌尿器に異常をきたすことが多く、排尿が適切に行われないと数日後には尿毒症を引き起こして、最悪の場合、死に至ることもあります。普段から尿のことをよく観察し、回数や量に変化がある、トイレ以外で排尿している、尿が垂れている、血尿が見られる、元気がない、尿が全く出ていない…といった場合には、すぐに診察を受けることが重要です。また、予防として適度な運動をさせるようにし、いつも新鮮なお水を用意してあげるようにしましょう。

痊瘡(ざそう)

痊瘡とは、猫のアゴの下に黒い汚れのような症状が見られる皮膚病です。軽度であれば特に問題はありませんが、悪化すると腫れたり出血したりして、痛みが出ることもあります。黒い汚れが少し付いているだけの場合は、薄めたオキシドールをコットンにつけて優しく拭き取ってあげてください。また、動物用の殺菌シャンプーの使用もお勧めです。ただし細菌が感染して炎症が起きている場合は、すぐに動物病院に相談するようにしましょう。

リンパ腫

リンパ系の組織から発生する血液のがんを総称して「リンパ腫」と言います。近年、猫白血病ウイルス(Felv)によるリンパ腫は減っていますが、一方でウイルスが関与していない中~高齢の消化器型リンパ腫が増えています。放置すると1〜2ヶ月で死に至ることがほとんどですので、いつもと比べて元気がない、食欲がない、体重が減った、苦しそうにしているといった症状が見られる時は、血液検査を受けるようにしてください。

猫伝染性腹膜炎(FIP)

猫伝染性腹膜炎とは、猫コロナウイルスが原因でお腹や胸に水が溜まり、肝臓や腎臓、脳などに炎症を起こすようになる死亡率の高い病気です。急激に痩せてきた、お腹が大きくなってきた、皮膚が黄色くなってきたといった症状が見られる時は、すぐに血液検査を受けるようにしましょう。この病気は完治させることは極めて難しいのですが、早めに発見することで苦痛を少しでも和らげることが可能になります。

便秘(巨大結腸症)

猫は元々、便秘になりやすいという特徴があります。それに加えてトイレの清掃を怠ってしまうようなことがあると、ますます便の回数が減り、腸に負担がかかってしまいます。また、幼少期の骨盤骨折が原因で便秘になることもあります。大量の便が溜まると機能しなくなった結腸を摘出する手術が必要になることもありますので、毎日便の様子を確認し、いつもと様子が違うようでしたらすぐにご相談ください。

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